吉塚うなぎ屋の歴史

創業明治六年 今も昔も蒲焼ひとすじ

明治六年(1873年)に、初代・徳安新助が鰻料理の専門店として、福岡市吉塚にて創業致しました。

その後、中洲へと移り今日に至っております。

当店の蒲焼は何と言っても、ふっくらとした焼き上がりと、表面はカリっとした香ばしい風味が特長です。


今も昔も 蒲焼ひとすじ





当店独自の焼きの技『こなし』

焼きの技術は「串打ち三年・裂き八年・焼きは“一生”…」と言われるほどに難しいのですが、当店は鰻の味を最大に引き出すため、焼きの段階でさらに 『こなし』という独自の技を加えて焼いております。腹割り・串打ちなどは関西風ですが、鰻を焼きながら、もみ・たたく『こなし』を行うことで、鰻からにじみ出た脂で表面がムラなく焼き上がり、鰻そのものもふっくらといたします。




うなぎへのこだわり

おいしい蒲焼には、鰻そのものの品質の良さが大切です。

鰻は育った水質や餌によって風味が微妙に異なります。
当店の鰻は、静岡・宮崎・鹿児島で真心こめて育てられたものの中から、更に厳選した鰻のみを使用し、季節を問わずおいしい蒲焼をご賞味いただける様に努めております。



タレは財産

何と言っても“タレ”が蒲焼の仕上げの決め手となります。
創業以来、門外不出の味として

継ぎ足し継ぎ足し伝わってきた、ほんのり甘めのタレは、

ふっくら香ばしく焼きあがった鰻の旨みをさらに引き立ててくれます。


焼きの技と秘伝のタレは、お客様が育ててくれた財産です。